都心の低空を旅客機が飛び交う!「日米オープンスカイ了解各書」で激減する日本の空。都心の上空も影響大に。

都心の低空を旅客機が飛び交う!

「日米オープンスカイ了解各書」で激減する日本の空。
都心の上空も影響大に。

日米オープンスカイ了解覚書は既に2010年に締結。何か変!と思っていた羽田空港の増便と飛行ルート変更だが、再国際化の時に、日本の空は航空会社の自由に飛べるように「先行約束」しているようなのだ。

オープンスカイ協定

国際線の路線や便数などは二国間の航空協定で決まるが、オープンスカイ(航空自由化)協定が結ばれると、この規制がなくなり、航空会社が原則として自由に決められる。羽田、成田の首都圏空港の発着枠が段階的に増えるため、日本政府は米国を皮切りに各国との自由化を進める方針。自由化協定で競争が激しくなるとみなされると、同じ航空連合の会社は日米当局から独占禁止法適用除外(ATI)を認められ、運賃などを調整できる。日米オープンスカイは昨年11月に発効した。








郷土の歴史

羽田のあゆみ





海辺の行楽地から跡地利用まで
羽田のあゆみ 先人達が築き上げた歴史と文化

新田開発事業の歴史 ~ 羽田鈴木町・穴守町・江戸見町 ~

  (年) (出来事)
18世紀末 多摩川河口部を干拓、新田開発始まる
1885(明治18年) 穴守稲荷の一般参拝許可
1894(明治27年) 鉱泉が掘られ鉱泉宿ができる
1898(明治31年) 弁天橋竣工
1902(明治35年) 京浜電気鉄道 蒲田~稲荷橋開通、穴守稲荷、関東屈指の稲荷として賑わう
1909(明治42年) 羽田運動場開設
1911(明治44年) 羽田海水浴場開設
1913(大正 2年) 京浜電気鉄道、穴守稲荷まで延伸
1916(大正 5年) 日本飛行学校、穴守に開設。羽田に初めて飛行機が飛ぶ。
                      大正5年10月5日、玉井清太郎の初飛行。
               この頃、潮干狩り、海水浴、スポーツ等、レクリエーションの場として賑わう
1917(大正 6年) 羽田町干潟に日本飛行学校が創設 
1931(昭和 6年) 羽田飛行場開設 「東京飛行場」として開港
1932(昭和 7年) 羽田競馬場、移転設置
1938(昭和13年) 羽田運動場を買収、拡張
1939(昭和14年) 大師橋完成。羽田の渡し、大師の渡し廃止
1945(昭和20年) 連合国軍による接収、拡張。鈴木町、穴守町住民約1200世帯強制退去
                      海老取川以東の住民の48時間以内強制退去
                      「ハネダ・エアベース」に
1952(昭和27年) 飛行場返還
                      連合国軍から大部分が返還され、「東京国際空港」に改称
1959(昭和34年) ジェット機の就航
1960(昭和35年) 騒音の被害拡大。住民運動始まる
1964(昭和39年) モノレール開通、首都高速道路羽田線開通
1967(昭和42年) 羽田鈴木町が現行の羽田空港1~2丁目となり、
             羽田空港跡地の一部は鈴木新田跡地として大田区の有形文化財に指定される。
1970(昭和45年) ジャンボ機が就航
1971(昭和46年) B滑走路延長完成。航空機離着陸年間17万回のピーク
1973(昭和48年) 区議会「空港撤去に関する決議」
1974(昭和49年) 羽田空港移転対策協議会発足
1977(昭和52年) 羽田空港移転問題協議会設立、空港移転協議始まる
1978(昭和53年) 成田空港開港、国際線が成田へ移転
1981(昭和56年) 空港移転について基本合意。「現空港の約半分を跡地に」合意される
1984(昭和59年) 空港沖合展開事業着手。大田区「跡地利用に関する調査報告書」
1988(昭和63年) 新A滑走路供用開始。東京都「跡地蟇本計画策定調査中間報告」
1992(平成 4年) 新ターミナル供用開始
1993(平成 5年) ビッグバード(現第1旅客ターミナルビル)完成
1995(平成 7年) 空港沖合い展開事業完了。200haの跡地が生じる
1997(平成 9年) 新C滑走路供用開始。24時間運用に伴う、深夜・早朝便運航開始
1998(平成10年) 京浜急行線空港へ乗り入れ
2000(平成12年) 新B滑走路教養開始
2001(平成13年) 国際チャーター便(深夜)運航開始
2002(平成14年) 年間国内線利用者6,000万人突破
2004(平成16年) 第2旅客ターミナルビル完成
               200haの跡地が52haとなる
2010(平成22年) 10月21日、D滑走路・国際線地区供用開始。
                      10月31日、国際定期便就航開始(予定)               




羽田 九月二十一日 (ぬぷん ふるさと絵本シリーズ) (-)

内容(「BOOK」データベースより)


羽田 九月二十一日太平洋戦争が終った1945年9月21のことです。
占領軍から羽田飛行場を拡張するので、えびとり川以東に住む羽田の人たちは、48時間以内に町を立ちの くようにという命令がくだされました。
空襲で家を焼かれ、焼けあとにやっとバラックを立てて暮しはじめた人も、運よく焼け残った家の人も、おおあわてで町 を出ていかなくてはなりませんでした。
この物語の主人公しげのように神社の縁の下や、六郷川の土手に仮り小屋を作って住む人、親威をたよって引っ越した人 もいました。そうした人が3000人もふるさとをなくしてしまいました。

都心・品川超低空飛行 反対パレード in 大崎・五反田! 日時:10/22(土)12:30出発

都心・品川超低空飛行 反対パレード in 大崎・五反田!

日時:10/22(土)12:30出発

場所:大崎御成橋公園(五反田保育園隣り)

予算措置は絶対に許さない!


国交省航空局より羽田空港の機能強化に関する情報提供の場」を開催 平成28年10月19日(水)15時から16時

羽田空港の機能強化に関する情報提供の場」を開催

国土交通省航空局から、高輪地区の町会・自治会の皆様
を対象とする
「羽田空港の機能強化に関する情報提供の場」を開催するとの連絡がありました。

開催日時等は以下の通りです。

1 開催日時  平成28年10月19日(水)
        15時から16時

2 開催場所  高輪区民センター ホール
        

3 内容  羽田空港の機能強化に関する最新状況と今後の取り組みについて
    (情報提供、環境影響等に配慮した方策など)

問い合わせ 
 高輪地区総合支所  協働推進課 協働推進係 清水

羽田空港を考えるシンポジウム開催 日時 10月18日(火)午後6時30分から

羽田空港を考えるシンポジウムを開催


国土交通省は「国際競争力の強化」を理由に、2020年から羽田空港機能強化(新飛行ルート案)を開始しようとしています。現在の年間44万7千回の枠を3万9千回増、都心上空を低空で飛行しA・C滑走路に着陸、B滑走路から羽田付近・川崎方面に離陸するというものです(右図参照)。
騒音、大気汚染、落下物の恐れ、飛行機事故の危険に、区民の不安は増大しています。
大田区議団はシンポジウムを開催します。ご参加ください。

※都市工学について専門家のお話をお聞きしませんか。

 なぜ都市計画は豊かな暮らしをもたらさないのか。“場”をキーワードに、豊かな活動、
  生き甲斐のステージとしてのまちづくりを提起。“3.11”後の新たなまちづくりの方向を示す。

◎日時・場所

日時 10月18日(火)午後6時30分から
場所 大田区立消費者生活センター大集会室(蒲田5-13-26)
   
◎パネルリスト

  • 岩見良太郎 埼玉大学名誉教授
  • 横山宣幸 横山せんべい社長(羽田在住)
  • 日本共産党国会議員(要請中)
岩見/良太郎氏
埼玉大学名誉教授。1945年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了(工学博士)。青森大学、都留文科大学を経て1994年より埼玉大学経済学部教授。2011年退官。この間2001~02年ロンドン大学(LSE)において、イギリスの都市計画と地域社会とのかかわりについて調査、研究

ご存じですか港区上空を低空飛行!「羽田増便による都心低空飛行計画に反対する港の会」

ご存じですか港区上空を低空飛行!

「羽田増便による都心低空飛行計画に反対する港の会」より

当会のご紹介

「羽田増便による都心低空飛行計画に反対する港の会 」です。党派を超えた東京都港区住民の会です。(2016年5月有志により発足)

未だにこの件に関してご存じない方が大半ですので是非拡散して下さい。世話人会を不定期ですが開催しています。港区外の方でもご興味のある方お気軽にご参加下さい。当会(他特定の団体)への勧誘や会費の強制的な徴収はありません。今までの活動費(署名活動用の旗、ちらし、会場費など)は数名の発起人から出ています。直筆署名は今後も続けます。ちらしを置いて(貼って)下さる場所があればご連絡下さい。

URL:

http://ameblo.jp/minatono-kai/

⇩港の会様 チラシご案内

小池百合子都知事へ「今すぐに取り組むべき」都政の課題10項目を提出

宇都宮けんじ氏
小池百合子都知事へ「今すぐに取り組むべき」都政の課題10項目を提出

「今すぐに取り組むべき」都政の課題10項目

  1. 1.都民への情報公開の徹底
  2. 2.築地市場
  3. 3.地下鉄の安全
  4. 4.福島原発事故避難者の住宅
  5. 5.待機児童ゼロを目指すうえでの基準確保
  6. 6.子どもの貧困

  1. 7.羽田空港増便による低空飛行問題

  1. 8.米軍横田基地のCV22オスプレイ配備問題
  2. 9.都市計画道路
  3. 10放射性物質による汚染基準の厳格化


羽田増便により都心低空飛行計画の問題について「品川、大田、港 」区議会緊迫

大田区民、東京都民。、首都圏住民の安全と「経済」の間で、大田区議会も、緊迫した議論を続けています。


次回の羽田空港対策特別委員会は10月25日です。


緊迫した議論をさらに深められるかどうかは、今後の傍聴者にかかっています。


羽田増便による都心低空飛行計画の問題について 岩波書店 雑誌 世界で掲載されます。 2016年11月号 (2016年10月8日発売予定)

羽田増便による都心低空飛行計画の問題について
岩波書店 雑誌 世界で掲載されます。

2016年11月号 (2016年10月8日発売予定) 

岩波「世界」11月号
羽田空港 「海から入って海へ出る」を手放すな
——新飛行ルート問題を考える——

大田区議 奈須りえ区議
航空評論家 秀島一生氏


 東京オリンピック・パラリンピックの開かれる2020年に向け、羽田空港を離発着する国際線の増便を図るための新飛行ルートが計画されている。南風時と北風時では経路が異なるが、両方とも都心の市街地上空をかなりの低空で飛ぶことになる。これにより、年間では最大3.9万便が増便され、その経済効果を国交省は1年で6500億円と見込んでいる。
 この「羽田空港増便と都心上空低空飛行ルート問題」が最近、注目を集めている。騒音、「魔の11分間」における事故の危険性、飛行機の部品や氷の塊などの落下物の危険性ほか、様々な問題が指摘されているのだ。この問題はまた、アメリカ系のグローバル企業に東京の空が奪われるという日本の航空行政の大きな問題でもある。管轄は国交省だが、自治体や市民がどのようにオープンな形で協議に加わることができるのか。東京都の役割に期待するところも大きいと思われる。羽田空港の地元・大田区の区議として、そして航空問題専門家として問題に携わっているお2人に縦横に話し合っていただく。 
なす・りえ  1961年、東京生まれ。2003年、大田区議に初当選、現在4期目。共著に『やっぱりあきらめられない民主主義』など。 
ひでしま・いっせい  1946年、東京生まれ。日本航空国際線チーフパーサーとして30年乗務後、1998年より航空評論家として活動。


↓下記は、2016年11月号表紙

【FACTA ONLINE】2016年10月号 掲載「都心低空飛行」に拳あげる8区民 羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会

【FACTA ONLINE】2016年10月号 「都心低空飛行」に拳あげる8区民

品川、江戸川、江東、港、目黒、板橋、豊島、新宿の区民が反対連携。来夏の都議選の争点に。



羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会

羽田増便による低空飛行計画反対運動の現状と今後について

2016年5月24
羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会

1、はじめに
国土交通省が突然20147月に発表した羽田増便による東京都心および川崎コンビナート上の低空飛行計画の説明は、住民に対してではなく、関係自治体協議会を結成し、計画の理解を得ることからはじまりました。国土交通省は、ここで概ね理解を得たとして、20157月からこの3月まで住民説明会を2つのフェーズに分けて開催し、11.000人が参加、10.500件の意見を受けたと発表しています。もともと国土交通省のスケジュールでは、2つのフェーズに分けた説明会が終了したあと、今年の夏に「環境影響に配慮した方策の策定」として実施計画を発表するとしています。その後「フォローアップ」の期間なるものを設定していますが、現時点ではこれから何をやるのかまだ決めていないといいます。
これまでの過程で明確なのは、国土交通省が、飛行経路をこれまでの海域にとどめず、住宅密集地の都心上空低空飛行計画を既定の方針どおり推進しているということです。すでに実施に向けて南風時の着陸ルートのためILS(計器着陸装置)設置を含む羽田空港整備予算を獲得して、工事を進めるとしています。
国土交通省は、陸域の飛行に対しては6000フィート以上の高度を原則とし、海上をできる限り旋回し、騒音や安全に配慮してきた方針の大転換であり、都民から不安の声が上がっているのは当然のことです。しかし、国土交通省は、自治体や同議会の意見書、住民の意見も顧慮することに、なんの法的制約もないとの態度をとっています。都民、住民の不安を軽視し、無視し、計画の実行あるのみの国土交通省の態度は許しがたいことであります。

2、羽田増便による低空計画にたいする私たちの主張・要求について
(1)1960年代前半から1980年代にかけて羽田発着便の増加と航空機の大型化により発生した都内内陸部での騒音問題の解決のため、関係自治体、議会、住民が立ち上がり、東京都も並みをそろえて当時の運輸省に解決を強く迫りました。それにより羽田空港の沖合移転が実現して、低空で内陸に入らないルールが約束され、今日にいたっています。今回この歴史的な経緯が簡単に反故にされており、これまでのルールの継続を強く求めています。
(2)私たちは次のような問題点を指摘、住民の立場からの主張、要求をしてきました。
国土交通省は、「首都圏空港機能強化」の必要性について「国際競争力強化」「経済効果」「アジアとの交流強化」「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて」などの点をあげていますが、私たちは、環境悪化、住民生活の安全安心が脅かされることでの膨大なマイナス効果については無視されていることの不当性を追及してきました。
(3)国土交通省は、住民説明会の方法で「オープンハウス」型と称して、訪問者にフェイスツーフェイスで説明する方式をとっています。そこでだされた意見、質問をまとめて発表していますが、計画に反対の意見はほとんど取り上げず、すべて部分要求のように恣意的にまとめています。説明会の方式は、従来の教室型でおこない、責任ある担当者が対応すべきであると私たちは主張していますが、国土交通省は、実行しようとしていません。最も大きい問題は、関係住民が数百万人にもなる問題なのに、広く計画を知らせる手立てがきわめて不十分なことです。国土交通省は、HPで説明し、住民説明会も開いているとはいえ、圧倒的多数の住民が知らない状況にあります。そのことは、国土交通省もみとめていながら、低空飛行計画を進めているところに重大な問題があります。
(4)第1フェーズの意見・質問への回答が一問一答方式でHPにだされています。
住民が一番心配している騒音の問題、落下物の問題、大気汚染の問題、重大事故発生の問題など切実な問題にたいして極めて一般的な回答しかだされていません。例えば、飛行ルートにもとづいてどの地点でどれだけの高度と騒音が発生するのか詳細な説明を求めても、いまだにごく一部しか開示されていないという問題があります。
(5)この計画にたいし国会では、水野賢一参議院議員による質問主意書がだされています。政府はその答弁書で南風時の着陸ルートについて、一例として4ポイントでの飛行高度、騒音レベルを示しました。また都議会、区議会での承認が必要という法令があるかという質問にたいして「法令上の定めはない」としながらも、「関係地域の地方公共団体及び住民の方々の理解を得ることが重要」と答弁しています。しかし、田村智子参院議員が決算委員会で低空飛行計画を取り上げた質問では、騒音問題、落下物の問題、川崎コンビナート上の低空飛行の危険の問題、教室型の説明会開催を求める問題などの質問がされたが、国土交通大臣や同省高官は、極めて一般的な答弁をおこない、計画を実行するのみという姿勢がいっそう明らかになりました。
(6)南風時の着陸ルートの一部が横田空域に入ることが確認されています。しかし米軍との協議の情報は開示されておらず内容は不明です。米軍機優先の空域で民間機の航行にかえって危険性が増す懸念も指摘されています。

3、今後の反対運動と課題
以上のようにこの低空飛行計画が、まったく関係住民に知られていない状況であり、国土交通省に対しては、住民をはじめ各自治体や議会が決議や意見書で求めている丁寧で誠実な説明の実施を強く要請していきます。また「オープンハウス」型でなく国交省の責任ある人が出席する「教室型」の説明会開催を強く求めていきます。14区数百万の人に影響を及ぼす問題であり、きめ細かい説明会開催を要求していきます。あらゆる手段で周知を図るよう国土交通省はじめ自治体に求めていきます。
運動をさらに広めるため東京全体の運動と、さらに神奈川県など関係県の運動などと共同を強めていくようにします。
具体的には国会、都議会、区議会への請願署名、各種集会、学習会、パレード、チラシの配布、アンケートの実施などを進めます。
国会、都議会、区議会の各党会派に協力要請。自治体の長はじめ関係部局への申し入れなどを進めます。
町会、自治会、マンション管理組合、労働組合など各種団体、公共施設などへ低空飛行計画について説明するとともに協力の申し入れを進めます。
これらの活動を進めるため「羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会」が現在、江東区、江戸川区、品川区、目黒区三田地域の各会で構成されていますが、さらに大田区、文京区をはじめとする多数の区・地域の運動団体と連携を強めていきたいと考えています。
                  


以上 

羽田増便による都心・品川低空飛行ルートに反対する品川区民の会 9月末、10月取り組み日程について

品川低空飛行ルートに反対する品川区民の会

品川区民の会より取組み日程のお知らせ

 下記の通り取組み日程が決まりました。
 皆様、お時間がある方お気軽にご参加下さい。
宜しくお願い申し上げます。